自作キーボード-ErgoDash の修理


システム技術グループ I.N

自作キーボード第2弾で紹介したErgoDashですが
使っていくうちにそこそこ慣れてきており
親指Enterも違和感なくできるようになってきました

ただ、いろいろと問題も見えてきました
(問題と言いつつ自分の組み上げやチェックの甘さなワケですが……)

今回はその修正と、何がダメだったのかを紹介します

修理前
修理後

右手が赤く光り、←キーが右に寄りました

問題点1

・矢印キー(アローキー)を右下に固めたものの
 ←だけ離れてしまっていた

対応
・スイッチとLEDを交換して位置を揃えた

問題点2

・買ったLEDが光量少ない

対応
・全LEDを交換した

問題点3

・あるスイッチが超過敏だった

対応
・スイッチを交換した

問題点4

・一部キーが返ってこない(押下されたまま埋まってしまう)

対応
・どうもキーを押し込んだ際に
 キーキャップの内側がLEDに干渉してしまい
 キーの戻りを妨げてしまっていたので
 LEDをスイッチ内側に向けて角度付けして解消

各種雑感

問題点1に関しては完全に設計時点のミスですね
アローキーを固めるつもりだったのなら、なぜ離したのか……

問題点2についてはLED買うときにちゃんと光量を確認しましょうというだけですねー
後々調べたら、修理前につけていた紫のLEDは30mcdとか……
今回付け替えた赤や左手側につけている青は1500~2000mcdなので
そりゃあ光ってるかどうかもわからないレベルですわ……

問題点3は以前、見つけたフェザータッチスイッチが
もうひとつ見つかったというだけですね
予備のスイッチと交換して終了しかし、コレどうやって見つけたらいいんですかね?
PCBにハンダ付けするまでまキー入力って難しいと思うんですが……

問題点4は盲点でした
まさかスイッチ、キーキャップ、LEDで相性的なものがあるとは……
今回使用しているスイッチはInput Club HakoのVioletです
このスイッチとErgoDashで組み合わせるとLEDの差し込みがやや斜めになり
そのままハンダした結果、キーキャップに干渉してしまったようです
(もちろんキーキャップ内側のクリアランスとも関係があります)

既に正常稼働している左手のLEDについてはスイッチ側へ少し押し曲げて
キーキャップと干渉しにくいようにしました
全交換した右手のLEDについてはなるべくスイッチ側に近づくように
ハンダ付けしていきました

とりあえず作成2ヵ月で見えた4つの問題点は
これで解消し、快適に使えています

これ以上修理をしないでおきたいなー