キーボードの静音化(失敗)


システム技術グループ I.N

初めに申しますが『無駄な足掻き』の顛末です(泣

こだわる人はこだわりますが、こだわらない人は全くこだわらないモノ

それが「キーボード」

お高いモノはn万円からお安いモノは付属品で実質ゼロ円まで
しかし、人間良いモノがあるなら良いモノを使いたいものです

しかし誰もがn万円出せるわけがなく、妥協というかちょうど良いところを求めて
いろいろなキーボードに手を出すモノで……

今回、ワタクシが手を出したのはコレ

LEDが輝かしいですね

知ってる人は知ってる感じの「North Crown」の「P-1000」です
2018年4月現在で4000円くらいですかね

4000円ながらメカニカルキーボードでCherry社 MXスイッチの青軸を使用する
値段の割にイイヤツです

イイヤツなんですが……青軸らしくスイッチ音が激しいのです
(青軸なんだから当たり前と言われればそうなんですが……)

某店頭で青軸そのものは触ることが出来たので
確認はしたのですが、やはり家の中とお店とでは違いますねぇ……

ということでこのキーボードをおとなしく静かにさせてしまいましょう!
というのが今回の狙いと作業です

今回使用するのはコレ

静音化リングです
モノとしてはシリコンのリングです

これをキーキャップの裏に嵌めこむだけの簡単な作業です

では引き抜き工具を使ってキーキャップを外していきましょう

キースイッチのLEDがまぶしい……

で、全部外すとこんな感じです

まぶしい……

キーキャップ裏の軸受け周りにシリコンを押し込んでいきます

すべて押し込み終わったら元の配置とおりに戻します

元の写真を取っておいて見ながらパズルのように戻しました
リングそのものは結構余ります

そして、いざ!キータイプ!

音を伝えることは出来ませんが……
ほとんど変わってません(泣

今回、行ったのはキーキャップへのシリコン取り付けなので
スイッチ機構には全く影響がありません
ですので、スイッチそのものが発するカチカチ音や
スプリングの伸縮音(バネの戻るばい~んという音)はまったく軽減できません……

今回の対策で対応出来ているのはキータイプ時の音、
キーが押し込まれてキーボードの底に当たって発生する「底打ちの音」のみです……

今回の対策でほとんど変わらないということは
メカニカル(特に青軸)の出す音のほとんどは
スイッチ音と機構そのもの(スプリング等)の音であり
底打ちなどは大した音ではなかったと言うことです……

シリコンを噛ましているので副作用(?)として
キーストロークが浅くなります

結果としては底打ち音が抑えられ、キーストロークが浅くなりました
キータイプで発生する音はほぼ変わりませんでした……

結論:青軸はうるさい

青軸がうるさいだけで、このP-1000自体は評判通りのイイモノですので
青軸の音が大好きなヒトには正解なモノに思えます
近い値段で別の軸(静音赤軸とか)があれば「買い」な気はします

以上、無駄な足掻きの記録でした……

(最近、「やってみなくちゃわからない!」と、
 「やる前にある程度はわかれよ、大人なんだから」
 が心の中でせめぎ合います(笑))